第26回周東食肉フェア 

~肉好きにはたまらない!周東町の食の祭典~2015年11月29日

26回目を数える食の祭典が今年も開催されました。
今年は11月29日、そう「肉の日」の開催となり、安堂畜産では、直営店「肉のこーべや」でも特価大売出しとあって、大変な日になりました。そして、肉好きな消費者にとっても、嬉しい日になりました。

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記者が到着した午前11時には、いつものように長蛇の列。
広い敷地に収まらず、折り返すほどです。
お目当てはもちろん、高森牛のコンテスト(共進会)で表彰された最上級和牛の丸焼きです。
見学の人たちに囲まれて、半身そのままが焼かれている姿は、毎年見ているのに、やはり迫力満点です。

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ひたすら肉をさばいている安堂畜産の職人さんによると、
「あの肉はね、昨日の夜から寝ずの番をして焼き続けたんですよ」、とのこと。
そんな話を聞けばなおのこと、味への期待感が増すというものです。
今日のおよそ3,000食を提供するために、あの大きな半身が4つ、消費されるということです。

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記者も列に並びました。
徐々に引渡し所に近づいて、あと5、6人というところで、
「はぁーい、おめでとうございます。100人に一人の大当たりー!」。
なんと大きなギフト箱に入った牛肉が家族連れに渡されました。
長い時間を待たせてしまうからと、100人の節目には、特別に生肉がプレゼントされるという粋な企画です。
ああ、もう少しだったのに・・・悔しい!

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気を取り直して、丸焼きの肉をいただきました。
肉厚のそれをかみ締めると、じゅわーと肉汁が口に広がって、たまらない美味しさ。
さっきの悔しさも吹っ飛びました。

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毎年恒例の食肉フェア。牛肉、鶏肉、豚肉などが焼ける匂いが各ブースから漂います。
人々は思い思いのグルメを手に入れて胃袋を満たします。
椅子に座れない人は男女問わず立ったままで豪快にほうばり、みんな幸せな顔をしていました。

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さて、気の早い話ですが、来年もし食肉フェアへ行かれる方のために、ちょっとアドバイス。
まず早く行ったほうがいいです。10時半にはすでに駐車場が満車に近い状況でした。
そして、家族で牛肉に並ぶときには、それぞれ引換券を持って家族が分散して並んではどうでしょう。
100人に一人のプレゼントが当たりやすいかも知れませんよ。
ただし、例年、無欲な人が当たっているようですが・・・。

肉の日」と重なった食肉フェア、安堂畜産のスタッフにとっては、最も長い一日。
お客様の喜ぶ顔に出会えば、「疲れも吹っ飛んだ」一日なのでした。(取材F)